新しいフォニックスメソッドについてご紹介します!
前回の「フォニックスとはなんでしょう?」の続きです。
1 前回までのお話
フォニックスは元々
「英語圏に住む人が幼少期に読み書きを学ぶ時に用いられる指導法」
でしたね。
英語圏に住む5歳位の子どもたちは、読み書きを学ぶ前に
「沢山の英語を耳にし、声に出すことができ、沢山の言葉を知っている」
という前提があるからこそ既存のフォニックス指導がスムーズに入っていくのです!
では、日本語を母語とする人が英語の読み書きを学ぶにはどうしたらいいのでしょう??
2 新しいフォニックスメソッド
なんと、母語が日本語の人のために作られた新しいフォニックスメソッドがあるのです!
その名もRhymoe Phonics(ライモーフォニックス)です✨
Rhymoe Phonicsは、英語圏の子どもたちが読み書きを行う前までに自然と身に付けている英語のリズムと身体の動きを体感できるメソッドになっているのです☺
中学校1年生の授業でよくある
「これは、a(エイ)と読むんだよー。でも単語の中にあるときはa(ア)と読むんだよ。a,a,apple(ア、ア、アポー)だよー。じゃあ書いてみようか。」というようないきなり文字の読み書きを教える方法ではありません!!
3 ライモーフォニックスの特徴
Rhymoe Phonicsでは、ネイティブの子どもたちが慣れ親しんでいる手遊びや童
謡、絵本を用います。
英語の手遊び等をすることによって、日本語特有のリズムの取り方から、英語特有のリズムの取り方へ移行していき、英語の身体モードへ入っていきます。
ペアやグループになって楽しく手遊びをするので、とっても楽しいです!!
その後、手遊びで出てきた単語を抜き出して、その日のターゲットとなる英語の音を確認します。
そして、ワークシートを使ってクイズ形式で読み書きの方法を学びます。
Rhymoe Phonicsのワークシートを少しご紹介しますね♪
文字がいっぱい書いてあるようなワークシートではなく、シンプルで分かりやすいワークシートになっています!
ワークシートで読み書きをした後は、チャンツをします。チャンツとは、その日に習った音が入った短い英文をリズムに合わせて言う学習方法です。
こちらの動画のように楽しく学習することができます♪
4 発音指導のこだわり
Rhymoe Phonicsを教える講師は、先生のための発音指導法講座を受講しています。
日本語ネイティブの子ども達に分かりやすく英語の発音を教えるための方法を学んでいるのです。
「自分ができる」のと「教えることができる」のは違いますよね。
日本語ネイティブの皆さん、外国語ネイティブの方に分かりやすく日本語を教えられますか?
日本語を話す時の身体や口の動きを知っているからこそ、英語を話す時に気を付けるべき点を教えられるのです☺
Rhymoe Phonics(ライモーフォニックス)は5歳~10歳のお子さんが対象です♪
現在開講準備中ですので、もうしばらくお待ちください!
(画像の出典:Rhymoe® Phonicsより)
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